WP Fastest CacheはWordPress初心者に最もおすすめしたいキャッシュプラグイン

WP Fastest CacheはWordPress初心者に最もおすすめしたいキャッシュプラグイン

WordPress(ワードプレス)のキャッシュプラグインと言えば「W3 Total Cache」や「WP Super Cache」が有名です。

設定をすること自体は、色々なサイトで解説してくれているので簡単に設定はできます。

しかし、これらのキャッシュプラグインを本当に使いこなす(特にW3 Total Cache)には、それなりの知識がないとトラブルの元となってしまいます。

万が一トラブルが起きた際に自分自身で解決できるのであれば構いませんが、そうでない場合は最悪サイトが復旧できない・・・なんて事になりかねません。

実際に、これらのプラグインで起きたトラブル例をググってみると結構ヒットするのが分かります。
Google検索「w3 total cache トラブル」
Google検索「WP Super Cache トラブル」

そこで、WordPress初心者だけど表示速度を改善するためにキャッシュプラグインを導入したいという方には、僕は「WP Fastest Cache」を断然おすすめします。

WP Fastest Cacheは日本語対応で設定がとにかく簡単。

それでいて表示速度の改善がきちんと実感でき、現時点ではWP Fastest Cache導入による致命的なトラブルをほとんど耳にしません。(wpXサーバーとは相性が悪いようです。

解説がいらないほど簡単に導入できてしまうWP Fastest Cacheですが、設定内容の一つ一つをなるべく細かく解説しながら設定する方法を紹介していこうと思います。

キャッシュプラグインにはかわりないので導入の際はバックアップをとるか、テスト環境でテストを行った上で導入して下さい。
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WP Fastest Cacheの特長

メリット

  • 日本語に対応
  • 設定が分かりやすくとにかく簡単
  • 表示速度の改善が実感できる

デメリット

  • モバイルキャッシュなど一部の機能が有料

WP Fastest Cacheの唯一の欠点と言っていいのが、モバイルキャッシュが無料版では利用できない事です。

どうしてもモバイルキャッシュを無料で利用したい場合にはW3 Total Cacheを導入するしかありません。

WP Fastest Cacheのインストールと有効化

プラグインを利用する為に、まずはWP Fastest Cacheのインストールと有効化を行いましょう。

インストールと有効化の手順が分からない方は以下のページを参考にして下さい。

WordPress(ワードプレス)プラグインのインストールと有効化

2016.11.16

WP Fastest Cacheの設定方法

WP Fastest Cacheのインストールと有効化が終われば、WordPress管理画面の左メニューにチーターの顔アイコンが付いたWP Fastest Cache項目が追加されます。

WP Fastest Cacheをクリックして設定を行っていきましょう。
WP Fastest Cacheの設定方法

日本語化

WP Fastest Cacheの設定画面では最初は英語表記になっています。

まずは日本語にするために下の方にあるLanguageから【日本語】を選択し、【Submit】をクリックします。
WP Fastest Cacheの設定画面を日本語化

ほとんどの項目が日本語化されました。
日本語化された設定画面

設定の項目では基本的にチェックできる項目は全てにチェックで問題ありません。

ただし、チェックを入れるとより詳細な設定を行うダイアログが表示される項目もありますので、一つずつ解説を行いながら設定していきます。

チェックができない項目は有料版の機能なので今回は無視します。

キャッシュ

WP Fastest Cacheのキャッシュ機能全体を有効にするかどうかの設定です。

利用するには必ずチェックを入れる必要があります。

Preload(プリロード・プレロード)

事前にキャッシュを生成するかどうかの設定です。

よくあるキャッシュプラグインでは、最初にページにアクセスされたのをきっかけにキャッシュを生成します。

そうすると、最初に訪れたユーザーにはキャッシュが適用されないので表示が遅くなってしまう事があります。

チェックを入れると、どのページを事前にキャッシュしておくか。また、チェックしたページについて1分につき何ページを定期的に生成するかのダイアログが表示されます。

ここも基本的には全てにチェックを入れ、1分につき4ページのキャッシュ生成で構いません。

ページ数を増やすと当然サーバーに与える負荷は高くなってしまいます。
Preloadの設定

  • Homepage(トップページ)
  • Posts(投稿ページ)
  • Categories(カテゴリページ)
  • Pages(固定ページ)
  • 1分につき4ページのキャッシュ生成

ログインユーザー

WordPressにログインをしているユーザーに対してキャッシュを表示するかどうかの設定です。

運営者であればブログに記事を投稿したりデザインをカスタマイズした際に、常に最新の状態を確認したいはずですので、基本的にはチェックを入れておいていいでしょう。

運営者がキャッシュの状況を確認したい場合は、Google Chromeであればシークレットウィンドウを使うなどすれば確認が可能です。

モバイル

モバイル端末からアクセスしてきたユーザーに対してキャッシュを表示するかどうかの設定です。

一見するとモバイルユーザーにもキャッシュを表示させ、ページの表示速度を上げた方がいいように思いますが、ここでいうキャッシュはPC向けのキャッシュページの事を指すので、モバイルフレンドリーなブログの場合は意図した表示にならない可能性があります。

最近のWordPressの多くのテーマではモバイルフレンドリーに対応している事が多いのでチェックを入れておいた方がいいでしょう。

WP Fastest Cacheの特長でも書きましたがモバイル用のキャッシュは有料版の機能です。

新しい投稿

投稿や固定ページを新たに公開した際に、キャッシュファイルをクリアするかどうかの設定です。

チェックを入れると、キャッシュをクリアする範囲として「Clear All Cache(全て)」か「Clear only Homepage Cache(トップページのみ)」かを選択するダイヤログが表示されます。

通常は全てのClear All Cacheのままで構いません。
新しい投稿のキャッシュ範囲

Update Post

既に公開済みの投稿や固定ページを更新した際に、キャッシュファイルをクリアするかどうかの設定です。

チェックを入れると、キャッシュをクリアする範囲として「Clear Cache of Post/Page(更新したページのみ)」か「Clear All Cache(全て)」かを選択するダイヤログが表示されます。

通常は更新したページのみのClear Cache of Post/Pageのままで構いません。
公開済みの投稿や固定ページを更新した際のキャッシュ範囲

HTMLの圧縮

HTMLを圧縮してページサイズを小さくするかどうかの設定です。

チェックを入れる事で、HTMLソース内の不要なスペースや改行等を削除してくれます。

容量が大きく変わる訳ではありませんが、ソースの可読性に問題があるなどの理由がなければチェックを入れます。

CSSの圧縮

CSSを圧縮してページサイズを小さくするかどうかの設定です。

HTML同様、チェックを入れる事でCSSソース内の不要なスペースや改行等を削除してくれます。

CSSの結合

CSSファイルを結合してHTTPリクエスト数を減らすかどうかの設定です。

チェックを入れる事で、複数読み込まれているCSSファイルを結合して少なくしてくれます。

ファイル数が少なくなる事で、読み込み速度の短縮を図る事ができるようになります。

JSの結合

JavaScriptファイルを結合してHTTPリクエスト数を減らすかどうかの設定です。

CSS同様、複数読み込まれているJavaScriptファイルを結合して少なくしてくれます。

結合具合によってはjavascriptが動かなくなる可能性もあるので動作確認を行う必要があります。

Gzip圧縮

サーバーから送信されるファイルをGzip圧縮するかどうかの設定です。

サーバーから送信されるファイル(HTML・CSS・JavaScript・テキストなど)を、サーバー上で圧縮してから転送する事で高速化を図れます。

ブラウザキャッシュ

ブラウザキャッシュを利用してロード時間を短縮するかどうかの設定です。

ブラウザキャッシュを利用し、PC側のキャッシュデータを使う事で高速化を図れます。

キャッシュの削除

「キャッシュの削除」タブで、生成された全てのキャッシュや圧縮されたファイルを削除する事ができます。
キャッシュの削除タブ

キャッシュの削除については、上部管理バー「WPFC」からも行えます。
管理バーからキャッシュの削除

キャッシュの有効期限

「キャッシュの有効期限」タブで、キャッシュを自動で削除する間隔を設定できます。

設定するには「Add New Rule」をクリックします。
キャッシュの有効期限ルール設定

ダイアログが表示されるので、お好みに合わせて設定します。

あまり間隔が短いとサーバーに負荷を与えるので注意して下さい。

僕の場合は、IF REQUEST_URIに「全て」、間隔は「6時間毎に1回」にしています。(記事数が増えてくれば1日に1回にするつもり)
キャッシュを削除する範囲と間隔の設定

画像の最適化

画像の最適化を行い、容量を減らす事で表示速度の高速化を図れる機能ですが、無料版では使えません。

以前に画像ファイルを最適化してくれるプラグインをご紹介しましたので、画像ファイルを最適化したい方はこちらをご覧下さい。

EWWW Image Optimizerプラグインで画質を落とさずに容量を圧縮

2016.12.15

除外する

「除外する」タブで、特定のページをキャッシュしないように設定できます。

僕はデフォルトのままですが、特定のページを追加したい場合は「Add New Rule」をクリックし、お好みに合わせて設定して下さい。
特定のページのキャッシュを無効

CDN

「CDN」タブで、CDNサービスを利用して大容量ファイルを別のサーバーに置く事により、サーバー負荷を軽減する事ができます。
CDNの設定

僕の場合はCDNサービスを利用していませんが、必要な方はそれぞれ設定して下さい。

WP Fastest Cacheの設定に関する解説は以上です。

WP Fastest Cache導入前と導入後の速度比較

WP Fastest Cache導入前と導入後でどれぐらいページの表示速度に違いがでるのか検証してみました。

検証するにあたって利用したサービスはGTmetrixです。

WP Fastest Cache以外のキャッシュプラグインは使用しておらず、時間帯もほぼ同じです。

WP Fastest Cache導入前
WP Fastest Cache導入前のページ表示速度

WP Fastest Cache導入前
WP Fastest Cache導入後のページ表示速度

WP Fastest Cache導入前と導入後では、全てにおいてスコアが大きく伸びているのが分かります。

特にページのロード時間は約半分ほどにまでなっていますね。

たったこれだけの設定で、ここまでスコアが伸びるとは驚きです。

まとめ

これまでキャッシュプラグインはいくつか試した事がありますが、これほど設定が簡単で導入の敷居が低いキャッシュプラグインはWP Fastest Cacheが飛び抜けているように思います。

設定が簡単なだけで効果が実感できないのであれば話は変わってきますが、導入前と導入後の検証でもきっちりと効果が表れているので満足しています。

唯一、無料版ではモバイルキャッシュが利用できないのが難点ですが、どうしても利用したくなった場合は有料版を購入するか、W3 Total Cacheを利用するしかないですね。

僕がモバイルキャッシュを取り入れるとすればW3 Total Cacheはやっぱり後々のトラブルが怖いので、WP Fastest Cacheの有料版を購入すると思います。

もし今後、有料版を購入する事があればその時はまた記事にしたいと思います。

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